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Codexはどれだけ使える?Plus・Pro・Business・APIキーの使用量上限とクレジット

ChatGPT Plus・Pro 5x・Pro 20x・Business・Enterprise・APIキーでCodexをどこまで使えるかを、OpenAI公式Pricingページとヘルプセンターの記載だけで整理。5時間あたりのメッセージ目安、上限到達時の挙動、クレジット単価、API料金を2026年9月14日に確認。

SHAYOUWORLD 更新 約11分

Codexを個人で使うなら、まずChatGPT Plus($20/月)で始め、/status と使用量ダッシュボードで5時間ごとの残量を1〜2週間見る。モデルをGPT-5.6 TerraやLunaに寄せても足りなければPro 5x($100/月)へ上げる——これが2026年9月14日時点の公式情報から言える線引きです。上位のPro 20x($200/月)は、9月10日から新規登録とアップグレードが一時停止されています。

この記事では、OpenAIのCodex Pricingページ(developers.openai.com/codex/pricing は learn.chatgpt.com/docs/pricing へ308リダイレクトされます)、OpenAIヘルプセンター、API料金ページに書かれている数値と条件だけを並べます。「1日◯時間使える」のような換算はしません。Claude Code側を同じ形で整理したClaude Codeの使用上限とPro/Max別の枠と対になる記事です。

先に結論:公式に書かれていること

  1. CodexはFree・Goを含むすべてのChatGPTプランに含まれる。 ただし上限はプランごとに違う、とヘルプセンターに明記されています。
  2. 上限の目安は「5時間あたりのローカルメッセージ数」。 週次の上限がかかる場合もあり、ローカル(CLI・IDE拡張・デスクトップアプリ)とクラウドのチャットは同じ枠を共有します。
  3. 数値は固定の上限ではない。 モデル、タスクの規模、コンテキスト、推論、ツール利用で1メッセージあたりの消費が変わります。
  4. 上限後の選択肢は3つ。 クレジットの購入、小さいモデルへの切り替え、APIキーでの従量課金です。実行中のターンはフェアユースの範囲で最後まで続きます。

プラン別の料金と位置づけ

$20
Plus(月額)
約3,100円/月(155円換算)
$100
Pro 5x
Plusの5倍。約15,500円/月
$200
Pro 20x
Plusの20倍。9月10日から新規・アップグレード停止中
$20〜25
Business(1ユーザー)
年払い$20・月払い$25、2ユーザー以上
learn.chatgpt.com/docs/pricing と help.openai.com の記載(2026-09-14確認)。円換算は1ドル155円の仮定

公式Pricingページとヘルプセンターの記載を、プランごとに要約します。

  • Free($0)/ Go($8) — Freeは短いコーディングタスクで試す、Goは軽いコーディング向け、という位置づけです。後述する5時間あたりの目安表にはFree・Goの列がなく、具体的な枠は公式ページで確認できませんでした。画像生成はFreeでは使えません。
  • Plus($20) — Web・CLI・IDE拡張・iOSでCodexを使え、自動コードレビューやSlack連携などのクラウド連携、GPT-5.6ファミリー(Sol・Terra・Luna)が含まれます。公式の説明は「週に数回の集中したコーディングセッション向け」で、ChatGPTクレジットで使用量を延長できます。
  • Pro($100から) — Plusの内容に加えて、Codexの使用量がPlusの5倍または20倍になります。Pro限定の研究プレビューとしてGPT-5.3-Codex-Sparkがあり、こちらは需要に応じて変わる別枠の上限で管理されます。ヘルプセンターによると2つのProの違いは主に使用量で、年払いはありません。
  • Business($20/ユーザー/月) — 2ユーザー以上・年払いの価格で、月払いは$25です。クラウドチャットを速く動かす大きめの仮想マシンや、SAML SSOなどの管理機能が付きます。上限を超えたユーザーは、ワークスペースが購入したクレジットのプールから続けて使えます。
  • Enterprise / Edu(営業窓口) — 優先処理、SCIM・EKM・RBAC、Compliance APIによる監査ログなどが加わります。フレキシブルプライシングの契約では固定の上限がなく、共有クレジットに応じて使えます。フレキシブルプライシングでない場合は、ほとんどの機能でPlusと同じ席ごとの上限です。
  • APIキー — CLI・SDK・IDE拡張で使え、GitHubコードレビューやSlackなどのクラウド機能は対象外です。料金はAPIの従量課金で、使えるモデルはそのキーで利用できるAPIモデルに従います。公式はCIのような共有環境での自動化向けと位置づけています。

5時間あたりのローカルメッセージ目安

公式Pricingページの表から数値を抜き出しました(APIキーの列は「Usage-based」なので省略)。

モデルPlusPro 5xPro 20xStandard Business
GPT-6 Astra5〜4525〜225100〜9005〜45
GPT-5.6 Sol10〜10050〜500200〜2,00010〜100
GPT-5.6 Terra25〜200125〜1,000500〜4,00025〜200
GPT-5.6 Luna250〜2,0001,250〜10,0005,000〜40,000250〜2,000
GPT-5.515〜8075〜400300〜1,60015〜80

表を読むときに押さえる点は5つです。

  1. 目安であって上限値ではない。 公式は固定のメッセージ上限ではないとし、現在の上限とリセット時刻は使用量ダッシュボードで確認するよう案内しています。表の脚注には “Weekly limits may also apply.” とあり、週次の上限が別にかかりえます。週次上限の数値は公開されていません。
  2. Pro 5x / Pro 20xはPlusのちょうど5倍・20倍。 全モデルの行で、Plusの範囲に5と20を掛けた値になっています。Standard BusinessはPlusと同じ値で、「Business ($100)」はPro 5xの目安を使うと注記されています(このBusinessの区分の詳細はPricingページでは確認できませんでした)。
  3. 幅が10倍前後あるのは、1メッセージの重さが違うから。 小さなスクリプトは枠のごく一部しか使わない一方、大きなプロジェクトや長時間のタスク、コンテキストを多く抱えるセッションは1メッセージで大きく消費する、と公式FAQにあります。プロンプトの長さだけでは見積もれないとも書かれています。
  4. クラウドのチャットはGPT-5.6 Solで動き、ローカルより多く消費しうる。 ローカルとクラウドは同じ枠です。
  5. GPT-5.4とGPT-5.4 miniは表から外した。 Pricingページにはまだ行がありますが、ヘルプセンターでは2026年8月31日にChatGPTアカウントでのCodexから外れ、それぞれTerra・Lunaへ置き換えるよう案内されています。

枠の区切りについては、ヘルプセンターの紹介プログラムの説明に、リセットを使うと「5時間と週次のCodex使用量ウィンドウ」が更新されるとあり、5時間窓と週次窓の2つがあることが分かります。枠はCodex専用ではなく、ChatGPT Work、ChatGPT for Excel、Workspace Agentsとも共有です。GitHub上で @Codex を付けて依頼するレビューや自動レビューは「Code Review」の利用として扱われ、ローカルやGitHub外で回すレビューは通常の枠を使います。

消費を増やす設定も明記されています。Fast modeはGPT-5.6とGPT-5.5で速度1.5倍・クレジット消費2.5倍(GPT-6 Astraも2.5倍)。画像生成は、画像を含まない同じようなターンに比べて平均3〜5倍速く枠を使います。

クレジットの単価と買い方

プランの枠を使い切った後は、クレジットで続けます。Pricingページのトークン単価(100万トークンあたりのクレジット)は次の通りです。

出力100万トークンあたりのクレジット
GPT-6 Astra 1,250クレジット
GPT-5.5 750クレジット
GPT-5.6 Sol 500クレジット
GPT-5.6 Terra 300クレジット
GPT-5.6 Luna 30クレジット
入力はAstra 250・GPT-5.5 125・Sol 100・Terra 50・Luna 5クレジット。キャッシュ済み入力はいずれも入力の1/10 / learn.chatgpt.com/docs/pricing(2026-09-14確認)
  • GPT-5.6の利用は、1メッセージあたり平均5〜30クレジットと公式に書かれています。
  • GPT-5.6 Solは販促価格で、少なくとも2026年11月21日まで適用されます。
  • クレジットの購入価格はPricingページに書かれていません。 プランや契約によって変わる、とだけあります。そのため本記事ではクレジットを円換算していません。

Plus・Proのクレジットの扱いは、ヘルプセンターの個人プラン向けクレジット記事にまとまっています。

  • プランに含まれる枠が先に使われ、上限に達した後にクレジット残高から引かれる。プラン自体は変わらない
  • 購入はChatGPTの Settings > Usage か、CodexアプリのUsage & Billingから。残高が下限を下回ったら目標額まで補充する自動購入もあり、月の上限額を設定できる
  • 有効期限は購入から12か月。原則として返金・譲渡はできず、APIのクレジットとは別物
  • 実行中のタスクが残高を使い切るとマイナスになることがあり、次の購入はまずマイナス分に充てられる
  • Free・Goで購入できるのは一部のユーザーのみ

Businessはワークスペースのオーナーが Settings > Billing でクレジットを買い、ユーザー全員で共有します。クレジットが無ければ、上限に達したユーザーの機能は止まります。Enterprise・Eduは契約単位の共有プールで、使い切るとオーナーが超過利用を有効にするか追加購入するまで高度な機能が止まります。

ChatGPTサインインとAPIキーの違い

ChatGPTサインイン(Plus / Pro / Business)
APIキー
課金
月額に含まれる枠を使い、超えたらクレジット
APIのトークン単位の従量課金
上限
5時間あたりの目安と、週次上限の可能性
プランの枠はない(Pricingの表では Usage-based)
使える場所
Web・CLI・IDE拡張・iOS・クラウド
CLI・SDK・IDE拡張。GitHubコードレビューやSlackなどのクラウド機能なし
Fast mode
GPT-5.6でクレジット消費2.5倍
クレジット倍率は適用されず、APIのFast mode料金。GPT-5.6はStandardの2倍
公式の位置づけ
手元での対話的な作業
CIのような共有環境での自動化
learn.chatgpt.com の pricing / speed と developers.openai.com/api/docs/pricing(2026-09-14)

APIキーで使う場合のトークン料金は、API料金ページ(Standard処理・短いコンテキスト、100万トークンあたり)で次の通りでした。

モデル 入力 キャッシュ入力 出力
gpt-6-astra $10.00 $1.00 $50.00
gpt-5.6-sol $4.00 $0.40 $20.00
gpt-5.6-terra $2.00 $0.20 $12.00
gpt-5.6-luna $0.20 $0.02 $1.20

長いコンテキストは別料金(gpt-5.6-solは入力$8.00・出力$30.00)で、データレジデンシーのエンドポイントは対象モデルで10%上乗せです。同じページには、Priority processingが2026年7月30日にFast modeへ改称されたことも書かれています。155円換算では、gpt-5.6-solの出力100万トークンが約3,100円です。

Pricingページのクレジット単価とAPI料金を並べると、Astra・Sol・Terra・Lunaの4モデルとも「API料金1ドル=25クレジット」の比率になっていました(例: Solの出力は500クレジットと$20.00)。これは2つの公式ページの数値を割り算しただけで、クレジットをいくらで買えるかは分かりません。

手元のCodex CLIで確認できること

筆者の環境(Windows 11、npmで入れたCodex CLI、ChatGPTアカウントでログイン)で実行した出力です。

$ codex --version
codex-cli 0.144.1
$ codex login status
Logged in using ChatGPT
$ codex doctor --summary # 抜粋
Notes
↑ updates 0.154.0 available (current 0.144.1)
Configuration
✓ auth auth is configured
16 ok · 1 idle · 3 notes · 1 warn · 0 fail degraded

分かったのは3点です。

  • codex login status が示すのはログイン方式(ChatGPTかAPIキーか)までで、プラン名や残量は出ません。
  • codex --help のサブコマンド一覧(exec / review / login / logout / mcp / doctor / update など)に、使用量や上限を表示するものはありませんでした。公式が案内する残量の確認方法は、対話セッション中の /status と使用量ダッシュボードです。本記事では /status の画面は取得していません。
  • 筆者のCLIは最新の0.154.0より古い版でした。新しいモデル名が「requires a newer version」で弾かれるときの対処はCodex CLI エラー集にまとめています。

上限に当たったときの対処

公式Pricingページの「上限に達したら」「上限を長持ちさせるには」と、ヘルプセンターのFAQに書かれている手を、手軽な順に並べます。

  1. 残量とリセット時刻を確認する。 /status、ダッシュボード、上限の通知で、どの枠が尽きたか、クレジット残高、リセット時刻を見ます。OpenAIサポートは使用量上限をリセットしない、とヘルプセンターに明記されています。
  2. 小さいモデルに切り替える。 公式は、定型作業をGPT-5.6 TerraやLunaに回すとローカルメッセージの枠が延びるとしています。筆者はTerraを書いた daily.config.toml をプロファイルとして使っています(書き方はconfig.toml 逆引き)。
  3. 推論レベルとFast modeを見直す。 Fast modeはGPT-5.6でクレジットを2.5倍消費します。推論レベルをどこまで上げるかはCodex CLI config.toml 逆引きの推論量とFastの節で扱っています。
  4. 1メッセージの重さを減らす。 公式のヒントは、指示を正確にして不要なコンテキストを削る、渡すファイルや期間を絞る、出力の形式と長さを決める、AGENTS.mdを小さくする(リポジトリ内で入れ子にする)、使わないMCPサーバーを無効にする、の5つです。
  5. クレジットを買う。 Plus・Proはプランを変えずに購入できます。Businessはワークスペースのオーナーに追加を依頼します。
  6. APIキーで続ける。 公式は、すべてのユーザーがAPIキーで追加のローカルチャットを実行でき、標準API料金で課金されると案内しています。
  7. ローカルLLMに切り替える。 --oss でOllamaやLM Studioのモデルを使えます。品質とコンテキスト長の制約はローカルLLMをClaude Code / Codex CLIから使うに実行ログ付きで書きました。
Terminal window
# 軽いモデルのプロファイルで起動(~/.codex/daily.config.toml を用意しておく)
codex --profile daily
# APIキーに切り替える(キーは標準入力から渡す)
codex logout
printenv OPENAI_API_KEY | codex login --with-api-key
# ローカルLLM(Ollama)に切り替える
codex --oss --local-provider ollama -m gpt-oss:20b

--profile、--oss、--local-provider(lmstudio か ollama)、logout、login --with-api-key は、手元の0.144.1の --help に載っていることを確認しています。

選び方のまとめ

  • まだ契約していない個人: Plus($20)。CLI・IDE拡張・クラウドまで一通り使えます。
  • Plusで頻繁に止まる: 先にTerra・Lunaへの切り替えとコンテキストの削減を試し、それでも足りなければPro 5x($100)。
  • ほぼ常時動かしたい: 最上位はPro 20x($200)ですが、2026年9月14日時点で新規登録とアップグレードは停止中です。Pro 5xとクレジットの併用が現実的です。
  • CI・自動化: APIキー。プランの枠を気にせずトークン単位で払います。
  • チーム: Business($20〜25/ユーザー)。上限を超えた人の分はワークスペースのクレジットで賄います。

料金の横並びはAIコーディング料金比較Liteに、Claude CodeとCodexのどちらを主力にするかはClaude CodeとCodexの使い分けにまとめています。

まとめ

  • CodexはFree・Goを含む全ChatGPTプランに含まれる。Plus $20、Pro 5x $100、Pro 20x $200、Business $20〜25/ユーザー
  • 上限の目安は5時間あたりのローカルメッセージ数で、週次上限もかかりうる。ローカルとクラウドは同じ枠
  • Pro 5x・20xの目安はPlusのちょうど5倍・20倍。数値は固定の上限ではなく、タスクの重さで大きく変わる
  • 上限に達しても実行中のターンは続く。その後はクレジット購入、小さいモデル、APIキーのいずれか
  • クレジット単価はSolで出力100万トークンあたり500クレジット。クレジットの購入価格はPricingページに記載がない
  • Pro 20xは2026年9月10日から新規登録とアップグレードを一時停止中

公式が数値を「目安」としか書いていない以上、プランを決める材料は自分の使用量ダッシュボードです。まずPlusで、どのモデルを使ったときに何回止まるかを記録する——上位プランを検討するのはその後で十分です。

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仕様・料金・提供範囲が変わりやすいテーマは、公開日・更新日・情報確認日を分けて管理します。 導入前には必ず記事末尾の一次情報と公式ドキュメントで最新状況を確認してください。

検証メモ
Codex CLI 0.144.1 (npm インストール、Windows 11、ChatGPTアカウントでログイン) codex --version / codex login status / codex doctor --summary / codex --help 実行日 2026-09-14
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記事の要点を1枚にまとめました。画像は新しいタブで開いて保存できます。

Codexはどれだけ使える?Plus・Pro・Business・APIキーの使用量上限とクレジット Codexの上限は5時間ごとの目安と週次上限の二段構え。超えたらクレジットかAPIキーで続ける 公式の数値:Plus $20、Pro 5x $100、Pro 20x $200(月額)。Plus×GPT-5.6 Solはローカル10〜100件/5時間。ローカルとクラウドのチャットは同じ枠を共有。 上限に達したら:実行中のターンはフェアユースの範囲で続行。Plus/Proはプランを変えずにクレジットを購入可。APIキーなら標準API料金で追加のローカル実行。 選び方:まずPlusで/statusとダッシュボードの残量を見る。日常作業はTerra・Lunaに落として枠を延ばす。Pro 20xは9月10日から新規・変更の受付を停止中。
Codexはどれだけ使える?Plus・Pro・Business・APIキーの使用量上限とクレジット 記事の要約 2026.09.14 比較・選定
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日本の公共データAPIを使うMCPサーバーを作って公開し、ローカルLLMを自分のGPUで測った記録を、一次情報・検証ログ・失敗例とあわせて整理します。